近年の年末はドル円は円安傾向

11月もあと一週間。FX年末相場の注意点とは?

 

11月も残すところあと一週間。

 

12月に入ればクリスマスムード一色になりますし今年成績の良かった欧米の為替ディーラーたちはもうほとんどクリスマス休暇気分かもしれません。

 

今年のノルマ達成できていない為替ディーラーはクリスマス休暇返上で頑張らないといけないらしいですが・・・。

 

 

 

もちろんクリスマス休暇に入る前に彼らもポジションの整理をする事になりますが、一昔までよく言われていた事が「レパトリ」という年末や期末特有の動きです。

 

「レパトリ」とは簡単いえば海外に支店を持つ企業が海外で運用している資金や儲けを本国に送る事を言います。

 

在米の日本企業であれば稼いだドルを売って円を買う動きが出やすいので円高傾向になるというものです。

 

 

 

でも近年ではその「レパトリ」を当てにした円買いオーダーを狙った円売りを仕掛けるファンドも出てきたりと一概に12月は円高傾向とは言えなくなって来ているようです。

 

過去5年間のドル円の12月の月足を見ると

 

2017年 十字線
2016年 陽線(円安)
2015年 陰線(円高)
2014年 陽線(円安)
2013年 陽線(円安)

 

過去5年間のうち円高だったのはわずか1回のみで円安が3回もありました。

 

「レパトリ」という資金の流れはもちろん無くなったわけではないでしょうが12月イコール「レパトリ」に依る円高という傾向は完全に過去の物になり、むしろ円安傾向の方が強いわけです。

 

年末のポジション整理で豪ドルとポンドに注目

 

私が土曜日起きると必ずチエックするIMF通貨先物ポジションでは想像通りAUD/USD(豪ドル/米ドル)のショート・ポジションが確実に減ってきているのが見て取れます。

 

シカゴ先物市場 AUD/USD(豪ドル/米ドル)建玉数 11/24発表分
11月もあと一週間。FX年末相場の注意点とは?

 

 

GBP/USD(ポンド/ドル)のショートも多少トリッキーに上下していますが減少傾向と見て良さそうです。

 

シカゴ先物市場 GBP/USD(ポンド/ドル)建玉数 11/24発表分
11月もあと一週間。FX年末相場の注意点とは?

 

 

 

決めつけはもちろん良くありませんが近年の「年末は円安傾向」と合わせて考えれば豪ドル円、ポンド円辺りは資金管理をしっかりすれば押し目買い方針かなと個人的には考えます。

 

ポンドに関してはブレグジット(英国のEU離脱)問題で相当に荒っぽい動きをしていますからリスクも大きい部分はありますが現時点では悪材料出尽くし感も見て取れますから年末のファンド勢のショートポジション整理の動きも含めて注視です。

 

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