メキシコ・ペソ円2018年9月第1週

メキシコ・ペソ円2018年9月の状況

 

先月はNHKの7時のニュースでも取り上げられるほど世界を賑わせたトルコリラの暴落騒動。

 

FXに興味のない知人でも「トルコリラ?あぁなんかニュースでやってたねぇー」くらい有名になりました(笑)

 

トルコリラの下落は昨日今日始まった話ではありません。

【トルコリラ/円月足】
メキシコ・ペソ円2018年9月の状況
この5年ほどを見てもトルコリラ円の価格は50円前後から16円まで下落しています。

 

数年前までスワップ目的のトルコリラの買いが多くのFX関連サイトやFX会社でもお勧めされていたので今まで堪えてきた日本人ロンガーも多かったのではと思いますが8月の7円近い大暴落でロスカットされた人も多かったのではと思います。

 

やはり高金利通貨の美味しいスワップはいつこの様な事が起こるかもしれないというリスクと背中合わせだという事が改めて身にしみる動きでもありました。

 

 

 

トルコリラに釣られて直接的には何も関係のない南アランド円まで乱高下しています。

【南アランド/円日足】
メキシコ・ペソ円2018年9月の状況
瞬間的に20%近い下落で長い下ヒゲを付けています。

 

南アフリカ政府は7月31日、白人農場主の土地を補償なしで収用できるように憲法を改正するとの政府方針を発表。

 

ここに来てトランプ大統領がこれに反発するなど白人の反発を買う動きも出ていますからキナ臭いムードが漂っています。

 

 

高金利通貨3兄弟とも言われるトルコリラ、南アランド、メキシコペソ。

 

 

トルコの政治的不安定さはここで書く必要もないほどなわけですが南アランドもこの様な政治的背景から欧米の投資が縮小しても不思議ではない地合ですが、ではトルコリラの暴落時のメキシコペソのチャートはどの様な動きだったのか見てみましょう。

【メキシコペソ/円日足】
メキシコ・ペソ円2018年9月の状況
多少トルコリラにつられた感もありますがトルコリラの暴落に他のメジャーな通貨が釣られたのと同程度で比較的安定した動きでした。

 

メキシコは7月の大統領選で左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏が新大統領に就任。

 

なんか今までの汚職塗れのメキシコの政治体制を変えてくれる人物としてメキシコ国内でも期待する声が高いそうで、トランプ大統領もこのメキシコ新大統領を「フェアーな取引ができる男」だとしていたくお気に入りのようです。

 

米メキシコ間のNAFTA交渉もまとまりそうな様子ですからアメリカとの融和関係が維持できればペソは今の水準で下値が固められる可能性が高いのではと考えています。

 

そもそもメキシコはアメリカの隣国ですし、アメリカ国内でもメキシコ移民は不法移民も含めて無視できないレベルまでアメリカ経済と深く結びついていますからアメリカにとってメキシコはトルコや南アメリカのような遥かに遠い他所の国とは関係性も違います。

 

【メキシコペソ/円月足】
メキシコ・ペソ円2018年9月の状況

 

月足レベルでみるとここ10年でみてもメキシコ・ペソ円は5円を底に推移しています。

 

高金利通貨3兄弟の内、一番リスクが少なく安定しているのがメキシコペソですから5円台前半は外貨貯金をしていると思うくらいの余裕を持ってリピート注文と裁量買いを適宜入れていこうというのが私の2018年9月現在のメキシコペソ/円の方針です。

 

2018年9月現在のメキシコの政策金利は7.75%

 

 

【過去のメキシコの政策金利の推移】
メキシコ・ペソ円2018年9月の状況

 

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